バーバー
2001年カンヌ国際映画祭監督賞J・コーエン監督、同撮影賞ロジャー・ディーキンス。
舞台は1940年代のアメリカ。バーバーとはご存知、床屋のこと。
床屋で働く真面目で無口な男が、ある計画を立てる。
<以下ネタバレ注意!>
きっかけはドライクリーニング。妻とその上司との危うい関係を機軸に考えられた、男の無慈悲なその計画は、とんでもない方向に向かって展開する。
妻が逮捕され、上司は死ぬ。え~?
どうなるの?
映画は、男の静かな独白とともに進行していく。
タバコの煙が効果的につかわれており、床屋の空気感、髪の毛の質感みたいなものが、手に取るように見える。
撮影賞を受賞しているだけあって、美しい映像表現の連続に酔いそうになった。
醜い人間の欲望がうずまく話なのに。
最後に、このもの静かな床屋の男は、何をするのだろうか?どうなるのだろうか?
床屋という日常にひそむむなしくも恐ろしい人間の愚かで醜くい欲望の果てを見ることになります。
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